2007年11月06日

北海道に行ってきました(2)

 北海道に行ってきました(2)を11/4に書いたのですが、"記事の投稿"を忘れていました。順番が逆でも内容にはつながりの問題はありません。

 北海道の旅、今回は食べ物篇。とは言っても全てを食べたわけではなく、バスガイドさんのコメントを含めて紹介する。
北海道に行ってきました(2)

 昼食はオプションを頼んだが、かなり量が多いうえバス乗りぱなしのため食べきれないこともあった。2日目の昼食は留萌の近くで食べたが、ジャガイモ尽くしでコロッケ、ジャガイモもち、ホタテの貝柱の刺身、鮭ご飯などでお腹いっぱい。
 夕食は稚内の北市場にてかに定食。かに、鮭の焼き物などを楽しんだ。

 3日目の昼食はホタテの養殖の本場・猿払でホタテ定食を食べた。ここの養殖はホタテの稚魚を海に吊るすのではなく、海で自由に泳がせて成長させるので肉が締まっていることが特徴とのこと。その代わり外敵であるヒトデの駆除がたいへんだったと言っていた。

 4日目の昼食は釧路・フィッシャーマンズワーフという所で食べたが、ここではししゃもかホッケか迷ったが、ホッケ選択。油が乗った厚い肉に十分満足。食堂街以外のところを散策していたところ「さんまんま」なるものが目についた。これは開いてみりんを塗ったさんまで長細いごはんを海苔巻きのようにまいて焼き上げるもの。とてもおいしそうだったがお腹いっぱいで手が出なかった。
 夜はホテルでのバイキング。かにの食べ放題、十勝牛のステーキ、珍しいものでは長芋、トマトの漬物もあった。

 5日目の昼食はトンとろ丼を食べた。北海道出身の会社の同僚としゃぶしゃぶを食べたとき、北海道ではしゃぶしゃぶといえば"豚"であるといっていたことを思い出した。
 朝はいずれもバイキングであったが、牛乳、ヨーグルトがおいしかった。

 メロンの中身は赤であり、お土産用は5個7000円で売っていた。今年の夕張メロンの初物は1個200万円のご祝儀相場で取引されたと言う。

 お菓子ではバターサンドで有名な六花亭のタルト(ストロベリー、ブルーベリー、マロン)がおいしかった。ただし生クリームが使われているので帯広の本店のみで手に入る。"ひとつ鍋"という最中にはお餅が入っている。最中好きの私にとってはベリーグッド。

 北海道で作っているジャガイモには24種類あるそうで、この90%は"でんぷん"製造に使われるそうだ。また広大な畑では機械により大きな蕪に似た”ビート”を掘り起こしていたがこれもでんぷん工場に送られるとのこと。

 日本海側でニシン番屋を見たが、江戸時代北海道では米ができなかったので松前藩ではニシン(鰊)を米の代わりに収めたそうで、"魚ではない"ことからニシンを漢字で「鯡」とも書くと言う。
 
 今、北海道ではかなりおいしいお米ができるがその北限は名寄とのこと。ここでのもち米はなかなか用途が見つからなかったが、営業努力で「赤福」に使われるようになったとのこと。しかし今、大打撃を受けて困っているそうだ。あんこに用いる豆も十勝産であるがこちらは有名で引き手あまたなので問題ないそうだ。
 このような問題は従業員だけではなく、原料の生産地にも影響・被害が及ぶことを改めて知った。



Posted by 風車 at 18:43│Comments(2)
この記事へのコメント
北海道では色々食べて大変満足の様子、羨ましい限りです。一つ味の想像がつかないものがありましたのでもう少し詳しく教えてください。5日目に食べた「トンとろ丼」とろが油身だから豚肉の油身を牛丼みたいにしたものですか?牛丼と比べてどうでした?
Posted by つくばね at 2007年11月07日 08:53
つくばねさん

 「とんトロ丼」は一口で表現すると、脂身が少しついた豚肉と中華丼のたれが混ぜたようなどんぶりご飯と言う感じです。
 したがって牛丼よりはあっさりした感じでした。
Posted by 風車 at 2007年11月08日 18:50
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
北海道に行ってきました(2)
    コメント(2)