2008年12月01日

フェリーに乗って虹の郷へ

 昨日はフェリー会社企画の"虹の郷 紅葉のライトアップ"ツアーに参加した。
フェリーに乗って虹の郷へ
"紅葉のライトアップ"も魅力のひとつだが、富士山を見ながら清水から土肥までのはじめてのフェリーも楽しみであった。

 正午ごろ出港。空は晴れ上がり、富士山は多くの雪に覆われており海上からの景色に"うっとり"。

 ところが三保半島から駿河湾へ出てからのフェリーは前後・左右に大揺れ。テーブル上に置かれたものは一気に滑り落ちてしまう。船内にはこれに合わせた女性の悲鳴がたびたび。
 フェリー会社の添乗員の話でもこれだけ揺れるのは珍しいとのこと。
フェリーに乗って虹の郷へ
 駿河湾の真ん中付近まで行くと、富士山は前の山はなくなり海からそのままそびえ立つように見える。このような景色ははじめてみる。また、海には白波が立ち、穏やかでないこともわかる。

 富士山を見るためにほとんどデッキに出ていたが、船首で砕かれた波が霧状になって舞い上がったところに"虹"ができていた。
フェリーに乗って虹の郷へ

 65分で土肥港に到着。ほとんどの人が船酔い状態。ここからバス2台に分譲し、船原峠を越え、途中奥野ダム湖で休憩後、15:30ごろ東伊豆・城ヶ崎海岸に到着。大島も目の前に、民家もはっきりと見えた。灯台の上からやつり橋から暮れ行く海を眺める。

 昭和50年ごろ、会社の旅行で熱川に来たとき、帰りに城ヶ崎ピクニカルコースを歩いた思い出がある。当時はこんなに整備されていなく、伊豆急・城ヶ崎海岸駅から富戸駅まで、のんびりと歩いた記憶がある。
 今は大型バス駐車場までの道の両側には、閉鎖され、朽ちかけた店が多数、見られ、バブルとその後の景気の後退という時代の流れも肌で感じた。

 修善寺"虹の郷"には18:30頃到着。ライトアップもあり日曜日のこの時間でも駐車場には車がいっぱい。

 イギリス村を抜けて伊豆の村に通じる階段のところの紅葉がとてもきれい。
さらに池を囲む日本庭園もライトに照らされた木々が池に映って幻想的。また九十九折の坂を登った匠の村の景色も良かった。ただ、紅葉そのものは枯れかかっており、時期的にはもう少し早いほうが良いように思った。
フェリーに乗って虹の郷へ

フェリーに乗って虹の郷へ
 帰りは修善寺から沼津経由で21:40ごろ清水港に戻った。添乗員を務めてくれたフェリー会社の男性のおしゃべりも楽しかった。



Posted by 風車 at 18:40│Comments(0)
 
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